ダイナミックDNSを使う


  1. 家サーバー・プロジェクト ダイナミックDNSサービス」を利用してみましょう。


  2. 新規ユーザーを登録します。


  3. 登録内容がメールで通知されます。


  4. [IP登録]ボタンをクリックして、IPアドレスを登録します。


  5. 設定内容が表示されます。
    DHCPサーバ機能

  6. ダイナミックDNSが有効になっていることを確認します。
    # nslookup uchida.dip.jp
    Server:         219.118.226.8
    Address:        219.118.226.8#53

    Non-authoritative answer:
    Name:   uchida.dip.jp
    Address: 221.12.253.246

  7. つづいて、ルータを設定してWebサービスを公開できるようにします。
    【構成例】
     インターネット(WAN)←→
    ルータ
    (DIRECTSTAR-9C7AD3)
    ←→
    パソコン(LAN)
    WAN側アドレス        LAN側アドレス
    XXXX.XXXX.XXXX.XXXX     192.168.0.1 
    localhost
    192.168.0.20
    ※ルータのDHCPサーバ機能は、使用しないように変更します。そして、ルータの[ポートマッピング機能]により、インターネット(WAN)側からのWWWポート(ポート80)への接続をLAN側のlocalhostのアドレス「192.168.0.20」へ変換します。

  8. ルータの設定ページを開きます。


  9. [詳細設定]→[ポートマッピング設定]を選択します。


  10. NAT(Network Address Translator)エントリ(登録)に入力後、[編集]ボタンをクリックします。


  11. [最新状態に更新]ボタンをクリックし、NATエントリのチェックボックスにチェックを入れた後、[適用]ボタンをクリックします。


  12. 設定が終わったら、メニューの[登録]ボタンをクリックします。

  13. [OK]をクリックします。


  14. [OK]をクリックします。


  15. また、ファイアウォールのオプションで、信頼できるサービスとして[WWW]にチェックを入れて、外部からのアクセスを許可します。


  16. 外部から自分のホストのWebサーバにアクセスできるかどうか確認します。外部のコンピュータからWebブラウザで確認するのが一番ですが、外部のコンピュータのアカウントを持っている場合には、telnetで確認することもできます。

  17. 外部のコンピュータにログインした後、telnetコマンドで自分のホストに接続し、HTTPプロトコル(ポート80)のGETメソッドによりHTMLファイルを読み込みます。


  18. 「/var/log/httpd/access_log」を見ると、アクセスされたログを確認することができます。
    XXXX.XXXX.XXXX.XXXX - - [14/May/2006:07:59:49 +0900] "GET / HTTP/1.0" 200 5 "-" "-"

  19. さらに、プロバイダのDHCPで割り当てられた自ホストのIPアドレスが変動する場合に備えて、定期的にIPアドレスを「家サーバー・プロジェクト ダイナミックDNSサービス」のサーバに通知するための設定をします。

  20. 「家サーバー・プロジェクト ダイナミックDNSサービス」の便利ツールを利用します。


  21. たとえば、「/usr/local/ddns」というディレクトリを作成しておき、IPアドレス更新サンプルスクリプト(ieServer.Net 専用)をダウンロードして保存します。


  22. スクリプトを編集して、アカウント名などを設定します。

  23. 設定IPアドレスワークファイルなどを保存するために、たとえば「/usr/local/ddns/tmp」というディレクトリを作成し、書き込み許可を与えておきます。
  24. IPアドレス更新サンプルスクリプトを10分毎に実行するために、cronの設定をします。「vi /etc/crontab」コマンドで編集し、次の記述を追加します。

    *,5,15,25,35,45,55 * * * * root /usr/bin/perl /usr/local/ddns/ddns-update.pl



  25. ファイルが作成されるようになります。