X Window Systemの画面調整
- gtf(calculate VESA GTF mode lines)というツールを使うと、ビデオ・モードの信号値を求めることができます。
(書式)gtf 水平解像度 垂直解像度 垂直周波数
(例)gtf 1024 768 60
# 1024x768 @ 60.00 Hz (GTF) hsync: 47.70 kHz; pclk: 64.11 MHz
Modeline "1024x768_60.00" 64.11 1024 1080 1184 1344 768 769 772 795 -HSync +Vsync
- X Window Systemで画面調整を行うにはxvidtune(Xorg用ビデオ・モード調整プログラム)を使います。
- 上記の画面で調整後の各信号値を読み取ってModeline行として記述します。
(書式)Modeline "Name" C HDisp HStart HEnd HTotal VDisp VStart VEnd VTotal [+hsync|-hsync] [+vsync|-vsync]
※詳細は、「man xorg.conf」で参照できます。
- xorg.confを編集して、"Monitor"セクションに追加します。
(例)
Section "Monitor"
(省略)
HorizSync 31.5 - 48.5
VertRefresh 40.0 - 70.0
Option "dpms"
Modeline "1024x768" 64.11 1024 1056 1192 1344 768 771 777 806 -HSync +Vsync
EndSection
- X Windowを再起動します。
なお、エラーになってX Windowが起動しないときは、「vi /etc/X11/xorg.conf」で追加した行の先頭に#をコメントにして、「startx」でX Windowを起動して原因を探ってください。